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おたより
Letter

園だより

師走となり、毎年一年が過ぎる早さを感じますね。子どもの成長も目を見張るものがあります。
今年一年間、保護者の方とお話を伺う中で「イヤイヤ期にどう対応したらよいか悩みます」というご相談をたくさん受けました。最近手にした本に記載されていた内容が興味深かったのでご紹介します。

【自我の芽生え=「イヤ!」の連発】
1歳半ごろになると、子どもは「イヤ」という言葉を獲得し、それを連発するようになります。「自分」という意識が少しですが頭を持ち上げてきます。「おとなの言いなりにはならないぞ。自分で決めたいんだから」という気持ちが芽生えてきたのです。おとなから言われる命令形の言葉が大嫌いになります。「〇〇しなさい」と頭ごなしに言われると必ず「イヤ」と反応します。そうでないときでも場面の状況がよくわからない場合には、とりあえず「イヤ」と言います。しかし、子どもが「イヤ」と言う時その行為が「イヤ」なのではありません。例えば初めて出会った人と関わる事や、何かをさせられそうな雰囲気に不安を感じた時に「イヤ」という言葉が出るのです。
 1歳7か月の太郎くんのお話です。お母さんが濡れたパンツを脱がせてきれいなのをはかせようとすると、よけいに逃げます。そして、追いかけてくるのを期待して確認するかのように、後ろを振り向きます。あるとき、お母さんはパンツを持って太郎君を追いかけながら、わざと太郎君を追い抜いてみました。驚いた太郎くんは、今度はお母さんを追いかけてきたそうです。お母さんと関わる事が「イヤ」なのでも、パンツをはく事が「イヤ」なのでもなかったのです。とにかく、おとなの言いなりになる事が「イヤ」だったのです。そんなときは、子どもの自己主張を受け止めて、自己決定させてあげると良いと言われています。「このパンツと、このパンツと、どっちがいい?」と選ばせてあげるのです。1歳半ごろは、2つのものを見比べて選ぶ力を獲得しています。ちゃんと見比べて好きな方を選びます。自分できめたのですから、納得してパンツをはきます。「イヤイヤ」を連発するようになったら、できるだけ選択場面を多く設定し、自己決定させてあげるといいです。2歳ごろまでは、結構これで行動の切り替えがうまくいくことが多いようです。
「乳児の発達」 丸山美和子 著より

いかがでしょうか?言葉にならないイヤイヤ期の子どもの内面を教えてもらえたような気がしました。大人は子どもにとっては絶対的な存在です。いつも正しい事を教えてくれます。だけど自分だってできるようになった。その姿を認めて欲しい。任せて欲しい。そんな思いが究極の一言「イヤ!」に込められているのでしょうね。

おしらせ

  • 立川市より:12月6日から25日まで「夢育て・たちかわ子ども21プラン 市民意向調査」を実施します。
    ★調査票が届いた方はご協力おねがいします。

行事予定

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