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おたより
Letter

園だより

開園後1ケ月

4月2日(月)、4か月を直ぐに迎えようとする子から間もなく6歳を迎えようとする子まで、合計67人のこどもが入園しました。

その後の慣らし保育の状況は、これまでの家庭での親子関係の状況やその子の個性、集団生活の経験などによって様々ですから、子どもによって違いがあるのは当然です。なかなか慣れないお子さんの保護者におかれては、“困ったなぁ”との思いがよぎったりするかもしれませんが、子どもは親の表情を敏感に感じ取り、読み取り、保護者を自分のもとへ取り戻そうとする力が働いていたり、保護者と同様に不安になったりしています。

どうか、登園時やお迎え時には、以前の子どもの様子や表情を思い出して比べ、自分と離れて過ごせるようになった我が子の成長を愛で、思いっきり明るく笑顔で、朝の別れ夕方のお迎えをしてくださるようお願いします。

さて、私はというと、今のところ、認可保育園としての様々な行政手続きや開園の事後整理に追われ、子どもの様子・保育の様子を十分には観察することが出来ていませんが、それでも、開園直後の様子とは大きく違ってきた子どもたちに気付いています。

開園の初日と翌日、職員室のすぐ前の0~1歳児室に応援に入りましたが、その時、抱っこから床に下すと泣きながら這って私を追いかけてきた子が、今は、私が保育室に入っても一瞥をくれ、磁石ブロックをくっつけたりして遊んでいます。

二階の2~5歳児の子どもたちも、ずいぶんとどっしりとした生活態度になり、早くも、保育者と駆け引きに出たり、試しにかかったりしている子もいるように見受けられます。また、遊びにもいろいろと“工夫“があるようであり、先日は、園庭にある止水バルブボックス蓋をあけたり、保育室の防炎カーテンレールを引き壊したりと、危険と思われる個所や取り付け不備個所を発見してくれるという“成果”も挙げてくれました。

子どもが環境に慣れる力、自分でやろうとする意欲、発見する力は大したものです。

ところで、成人の脳の重さは約1500gだそうですが、これに対し子どもはどの程度か、ご存知ですか?

生まれたときが約400g、1歳では倍の約800gに達して大人の半分の重さになるそうです。そして、4~5歳の頃には1200g、7~8歳で大人の90%に達するとのこと。

脳の成長はこんなに早いのですが、この時期は、子どもが実際に見たり触ったり聞いたりと五感を総動員して興味のあることから新しい知識をどんどん吸収する一方、自分にとってあまり意味のないことはどんどん捨て去るのだそうですそうです。

親やおじいちゃんおばあちゃんが、子ども・孫に興味を持ってもらいたい、遊んでもらいたい、知ってもらいたいと、何かを準備しても、子どもがまったく目もくれないことが時々あります。その時は、今は他に関心ごとがあるのだろうと考え、興味を示す時期を待つことです。

園ではそう言ってはおられません。子どもが何に興味を示すか、保育士たちは、子どもの教具教材への“食い付き”具合を見ながら、新しい手作り教材を考え、あるいは預かり子どもの少ない土曜日には、嬉しそうにいそいそと教具教材の買い出しに出かけています。 子どもが主体的に意欲的に活動し、集中して遊び、その中で感じ学び取ることが多くなるよう、子どものそれぞれの発達に応じた環境を準備しています。

開園後1ヶ月。
子どもたちも保育者も、それぞれに楽しみ、頑張っています。

園長

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