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病気とくすり
Illness and medicine

ほけんだより

夏至が過ぎ、いよいよ本格的な夏ですね!天気が良ければ毎日「水あそび!」をしたい子どもたちです が、水あそびは意外と体力を使い、疲れます。疲れをため込まないように適度に休息を取りながら、暑い夏を元気に過ごせるように しましょう。

脱水や熱中症に注意

暑い日の水あそびはとても気持ちが良いですよね。水は体温より温度が低いため、ずっと触れ続けていると体温が下がります。そうすると体は体温を元に戻そうとしてエネルギーを使うので、知らないうちに疲れが溜まってしまいがちです。熱中症などで体温が高めの時には身体を冷やすことも大切ですが、そんな時には栄養や水分もしっかり補給し、休息もきちんととりましょう。また、汗をかくことによって脱水だけでなく、皮膚のトラブルが起こりやすい時期でもあります。正しいケアを知って快適に過ごせるようにしましょう。

毎日健康チェック

体温
前日に37.5°C以上ある時は、朝熱が下がっても、午後にまた上がることもあります。だるそうな様子や、元気がない、顔色が悪いなど気になることがあれば、朝保育者にお伝えください。
食欲
朝食は毎日食べましょう。もしあまり食べたがらない様子がある時は、体調を崩す前兆かもしれません。そんな時は無理をしないようにしましょう。
睡眠
朝までぐっすり眠れましたか?寝不足だと集中力がなくなり、事故の原因になります。早寝早起きで体力を保ちましょう。
咳・鼻水
風邪気味の時は、ゆっくり過ごすようにしましょう。無理をするとつらい症状を長引かせてしまうことになりかねません。
下痢・軟便
お腹がゆるい時は、水分不足に気をつけ、身体を冷やさないようにしましょう。
目やにや目の充血
朝だけの目やには問題ないことが多いですが、昼間も目やにや目の充血がある場合は、感染性の結膜炎のこともありますので、受診をお願いすることもあります。

※感染症のはやる時期でもありますので、もしも感染症の診断を受けたら、早目に園にもお知らせください。

夏の皮膚・ケアのポイント

汗をかいたら洗う
汗をかいたらシャワーで洗い流しましょう。できないときは、よく絞ったタオルで軽くふいておきます。汚れがひどくない限り、せっけんは1日に一度使えば十分です。使いすぎると、皮脂が取れすぎて肌が乾燥してしまいます。
綿のタオルで
肌をふく布は、水分をよく吸収する綿製品が適しています。けばだったタオルを使うと、かえって皮膚に刺激を与えてしまうので、できるだけ新しいタオルを使いましょう。
洗ったあとは保湿
皮膚の乾燥が気になるときは、夏場でも保湿の習慣を。洗顔・入浴・シャワーのあと、肌が湿っているうちに、保湿剤を薄く伸ばすように塗りましょう。

ヒトメタニューモウイルス感染症について

6月半ばから、ヒトメタニューモウイルスという、聞きなれないウイルスによる感染症が報告されています。これは、風邪を起こす原因ウイルスの一つで、2010年に発見され、ここ数年の間に簡易検査ができるようになり、報告されることが出てきたウイルスです。

生後6か月頃から2歳までに約50%、10歳までにほぼ100%の子どもが感染すると言われ、大人も感染します。潜伏期間は3~5日です。
咳やくしゃみからの飛沫感染と、鼻水などからの接触感染が原因です。治療には特効薬はなく、咳や発熱などの症状に対する対症療法のみです。
38~39度の発熱が4~5日続くことが多く、咳・鼻水が普通の風邪より多くなります。1歳未満の子どもや高齢者などが重症化しやすく、気管支炎や肺炎になり、入院することもあります。脱水にならないように水分を多めに摂り、しっかり治しましょう。お医者様に登園して大丈夫か確認してから登園して下さい。「登園届」の提出をお願いします。

虫が媒介する感染症

以前、首都圏で流行したデング熱や、南米などで流行しているジカ熱などは、ウイルスを持った蚊に刺されることで感染します。また、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)や日本紅斑熱など、ウイルスを持ったマダニに咬まれて発症する感染症もあります。蚊やマダニは暖かくなってくると活動を始めるため、春から秋にかけては特に、蚊やマダニに咬まれない対策をしましょう。

蚊を媒介とするもの
①ジカ熱
ウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されて感染します。輸血や性行為での感染もあります。症状は一般的には軽く、軽度の発熱・発疹・筋肉痛・頭痛などです。ジカウイルスの問題は、母体から胎児への感染を起こし、小頭症などを起こす可能性があることです。
②デング熱
ウイルスを持った人を刺した蚊が、他の人を刺すことによって、感染します。症状は比較的軽く、発熱・頭痛・目の痛み・関節痛などで、重症化することはまれです。
③マラリア
マラリア原虫を持つ蚊に刺されることで感染します。4種類ほどの原虫が確認されており、その中の熱帯熱マラリアは重症化しやすいそうです。潜伏期間は種類によって違いますが、発熱・悪寒・倦怠感などが3~4日毎に繰り返され、呼吸器症状などを起こすこともあります。治療は急性期治療と根治治療を行う必要があるとのことです。
④日本脳炎
最近では国内の感染者は減っていますが、東南アジアなどでは今なお発症が見られます。高熱・頭痛・悪心などから発症し、筋肉の硬直や意識障害などが起こり、後遺障害を残すこともあります。ワクチン接種で予防できますので、忘れずに受けましょう。
⑤その他
上記以外でも黄熱・チクングニア熱など海外では多くの感染症が確認されています。
マダニを媒介とするもの
①重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ウイルスを持ったマダニに咬まれると、6~14日程で、発熱・食欲低下や吐き気・下痢などで発症し、頭痛・意識障害・けいれん・呼吸不全などを起こし、命に関わることがあります。
②日本紅斑熱
リケッチアという細菌の一種の感染症で、頭痛・発熱・倦怠感などで発症し、手足に発疹が出ます。抗生剤で治療できますが、治療が遅れると命に関わります。今年になって静岡で亡くなった方もいます。
③ツツガムシ病
リケッチアによる感染症。マダニの仲間のツツガムシを介して感染します。高熱で発症し、体幹部を中心に発疹が出ます。抗菌剤で治療しますが、遅れると血管内に凝固が起こり、命に関わります。
④その他
ダニ媒介脳炎、クリミア・コンゴ熱、ライム病、Q熱などが海外を中心に見られます。
マダニは森林や草むらに住んでいます
マダニは森林や草むらに住んでいます。ですからマダニに咬まれないためには、草むらなどにはいる時、長袖・長ズボンを着用し、首筋にはタオルなどを巻き、手袋をし、ズボンの裾は靴や靴下に入れるなど、なるべく素肌を出さないようにしましょう。マダニは、地上1mくらいのところにいるので、首筋や腕に咬み付くことも多いそうです。痛みや痒みがほとんどないので、気付くのに時間が掛かることも。山登りやハイキング、農家の手伝いなどする時には、身支度をしっかりしましょう。マダニに咬まれたら無理に取らず、皮膚科や外科などで取って貰って下さい。
注意すべき生き物
ヒアリ(火蟻)
昨年、神戸港の貨物から発見された、南米原産のヒアリをご存知ですか?猛毒性があり、刺されると「火傷をしたような痛み」があり、一度に何匹もの蟻に刺されると、アナフィラキシー反応が起きて死に至る可能性もあります。(ヒアリ自体は2~6㎜の小さな蟻です)ヒアリに刺されたらまず安静にして、体調の変化がないかに注意し、症状が悪化したときはすぐに病院受診してください。
感染症ではありませんが…
セアカゴケグモ
1995年に神戸で見つかった後、北海道から沖縄まで42都道府県で見つかっています。ベンチの裏や側溝の蓋の裏など、地面に近く直射日光が当たらない場所に巣を作ります。民家の軒下や外に置いた靴の中に巣を作ることもあるので、注意して下さい。咬まれると激しい痛みを感じ、腫れ、全身の痛みや発汗、発熱が出ることも。全身症状が現れたら、救急車で病院受診してください。

7月の予定

7月2日・23日(月) 0歳児健診
7月12日(木) 0・1歳児身体計測
7月5日・6日(木・金) 2~5歳児身体計測

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