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病気とくすり
Illness and medicine

ほけんだより

今年度も残すところあと1か月となりました。1年前を思い起こし、子どもたちひとりひとりの表情、行動に、あらためて大きな成長を実感しています。みんな元気に新年度を迎えられるよう、最後のひと月、たいせつに過ごしましょう。

3月3日は耳の日です

3月3日は「ひな祭り」ですが、「耳の日」でもあります。日本耳鼻咽喉科学会の提案で、昭和31年に、「難聴と言語障害を持つ人々の悩みを少しでも解決したい」という社会福祉への願いから制定されました。学会ではこの日、難聴で悩んでいる方々の相談とともに、一般の人々にも耳の病気のことや、健康な耳の大切さを知るための活動を行っているとのことです。 この日が耳の日になったのは、3の数字が「耳」の形に似ているからとか、33を「みみ」と読めるからとか言われますが、電話の発明者でろう教育者のグラハム・ベルの誕生日であったから、という理由もあるそうです。 耳には、「音を聞きその方向や遠近を知る」働きと「体のバランスを保つ」働きがあります、

耳の病気

①急性中耳炎
風邪を引くと、鼻やのどに炎症が起こります。鼻の奥には中耳に通じる耳管という通り道があり、鼻等に炎症を起こしたウイルスや細菌がこの耳管を通って中耳に行き、ここでまた炎症を起こすことで中耳炎になります。子どもは大人に比べて耳管が太く、短いので、ウイルス等が入り込みやすいそうです。
症状は、激しい耳の痛み、発熱、耳だれ等が起こります。鼓膜の奥が中耳なので、そこに膿がたまって痛がる時は、鼓膜を切開して膿を出してあげると、痛みは治まります。きちんと治療しないと滲出性中耳炎や慢性中耳炎になりますので、お医者様に「治った」と言われるまでは、治療を続けましょう。
②滲出性中耳炎
中耳に浸出液という液体がたまる病気です。一番多いのは急性中耳炎が十分に治りきらず、中耳の粘膜から浸出液が出てたまってしまうことです。急性中耳炎ほど強い痛みや発熱は無いので、気付くのに時間がかかることもあるとのこと。難聴(耳がつまったような感じ等)が唯一の症状です。鼻水などの治療と同時に中耳に溜まった液を外に出す鼓膜切開を行ないます。繰り返す場合は鼓膜にチューブを入れることもあります。治療に時間がかかるので、根気よく治るまで耳鼻科に通いましょう。
③慢性中耳炎
2種類あります。一つ目は慢性化膿性中耳炎で、急性中耳炎が治りきらず鼓膜に穴が開いたままになり、耳垂れを繰り返すものです。二つ目は真珠腫性中耳炎で、周囲の骨を壊して進行するため、三半規管を壊して眩暈を起こしたり、顔面神経麻痺を起こしたりすることがあります。治療には手術が必要になる事もあるので、(真珠腫性はほとんど)そうなる前に治すことが大切です。
④乗り物酔い
耳の奥の内耳には、姿勢を保つための器官があります。乗り物に乗った時に不規則な動き(上下前後左右)の刺激をうけると、三半器官などから脳へ情報が送られるのですが、慣れない刺激だと脳が混乱し、自律神経に異常な信号を送ってしまうため、生あくびや顔面蒼白、気持ち悪さなどを起こすそうです。
日頃から、ブランコやすべり台、マット運動などをして、体の前後左右、回転など色々な方向に動くことに体を慣らすことで、乗り物酔いしにくくなるとの事です。
また、寝不足や食べすぎも乗り物酔いを誘発することがありますので、前日からの体調管理も必要です。
⑤耳垢
耳あかのことです。耳垢も耳の穴をふさぐほどたまれば、難聴になります。また、耳掃除をしようと綿棒等を耳に深く入れることで、耳垢を奥に押し込み、かためてしまうこともあります。耳掃除は入口から見える範囲を綿棒で優しくとる程度にしてください。また、耳の穴をふさぐほどたまった、掃除しにくい等の場合は、耳鼻科で取ってもらいましょう。
⑥外耳炎
耳の入り口から鼓膜までで起こる炎症や湿疹です。耳をいじることや耳垢が原因になることもあります。抗生剤の点耳薬や内服薬ですぐよくなり、聞こえ等に影響することはほとんどありません。

スマホに子守りさせていませんか?

幼い子をあやしたり、しつけしたりするためのスマートフォンアプリがあるのを知りました。保育園でも、迎えに来るとすぐに子どもにスマホを渡す姿を見かけることがあります。そういう時は、我が子の顔を見て、「ただいま!」「今日は何して遊んだの?」という、目と目を合わせた語りかけが欲しいなぁと思います。

乳幼児期は、色々なことに好奇心を持って、経験・体験する大切な時期です。スマホやテレビから受ける刺激は、平面的な視覚と聴覚刺激で、一方通行な刺激なため、日本小児科医会も、「発達に影響する可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

幼ければ幼いほど、親とのコミュニケーションの時間、五感を使って色々なことに対して好奇心を持ってチャレンジする体験が大事です。
⇒スマホの利用は、とても便利なものです。子どもに静かに落ち着いて欲しい時に、短時間見せるのはかまいませんが、大切な時間をたくさん奪ってしまう事の無いよう、上手に使うようにしましょう。

幼児期で大切なことは、社会性の獲得です。
テレビやビデオ、スマホはおもしろく、魅力的なので、子どもは放っておくとバーチャルな世界で遊ぶ事がどうしても多くなり、現実的な人間関係が非常に希薄化してきます。
多くの人との複雑な人間関係の中で、社会性を獲得していけるよう、大人が意識して関わっていくことが必要になってきています。
小学校に入るまでの期間に、「人との適応能力(社会性)」が決まってしまうそうです。
新年度に向けて、子どもの環境や育て方、社会性についてなど、ご家庭でも話題にしてみて下さいね。

自転車の交通ルール(警視庁)

乗車人数
原則として運転者以外の人を乗せることはできませんが、次の場合は幼児を同乗させることができます。
一般の自転車
16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に6歳未満の幼児を1人に限り乗車させることができます。さらに運転者は幼児1人を子守バンド等で背負って運転できます。
幼児2人同乗用自転車
16歳以上の運転者は、幼児2人を同乗させることができる特別の構造又は装置を有する自転車(幼児2人同乗用自転車)に6歳未満の幼児2人を乗車させることができます。
幼児2人を乗車させた場合、運転者は幼児を背負って運転することはできません。
チャイルドシートがなければ、「おんぶで乗せる」
・自転車を運転する人は16歳以上
・子どもはおんぶ紐等で確実に「背負う」こと
・おぶって乗せられるのは4歳未満(3歳以下)
・自転車に確実に取り付けた幼児用座席には、6歳未満(5歳以下)の子を乗せられる。
自転車に赤ちゃんを前抱っこして乗るのはNGです。ペダルをこぐ足が赤ちゃんに当たりやすい、視界が妨げられやすいといったデメリットがあります。

1年間ありがとうございました

1年前から見ると、できることがどんどん増えて、大きな成長を感じることと思います。
乳幼児期は、生活の基礎のできる大切な時期でもあります。今のうちに良い生活習慣を身につけていきましょう。

  • 早寝早起き
  • こまめに手洗い
  • 三食しっかり、なんでも食べる
  • 毎日おふろに入る
  • 朝食後排便をする

3月の予定

4日、18日(月) 0歳児健診
20日(水) 0・1歳児 身体計測
14日、15日(木、金)2~5歳児 身体計測

印刷用書式

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