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病気とくすり
Illness and medicine

ほけんだより

朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。一日のうちの寒暖差が激しいと、かぜをひきやすくなります。これからやってくる本格的な冬に向けて、かぜに負けないじょうぶな体作りを心がけましょう。

11月8日はいい歯の日

1989年、日本歯科医師会が「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事を摂るために、口の中を健康に」という願いを込めて制定しました。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」推進の日でもあります。 歯の健康は、子どもの頃からの取り組みが大事です。食後・寝る前は必ず歯みがきをし、定期的に歯科検診を受けましょう。また、よく噛んで食べる事は唾液の分泌を促し、むし歯になるのを防ぐとともに、あごの発達を助け、丈夫な歯を作ることにもつながります。 「歯みがきはいつから?」と聞かれることがありますが、歯の生え始めが歯みがきデビューの時期です。ただし歯みがきを嫌がる子は少なくありません。赤ちゃんは口周囲の感覚が過敏なので、触られるのが嫌な場合が多いのです。歯みがきを始める前に、お母さんの指で唇を触ってみたり、口に入れたりして触られることに慣らしてみましょう。また、口の奥や歯ぐきの上の部分は痛がることが多いので、注意して磨いてあげて下さい。それから、子どもが歯ブラシを持っている時は、眼を離さないでください。歯ブラシを持ったまま歩いていて転び、のどや目を傷つけることもあります。 一般的に、小学校低学年くらいまでは、1日1回は仕上げ磨きが必要とされています。子どもが上手に磨けるようになるまでは、親がきれいに磨いてあげましょう。

6歳臼歯
6歳臼歯は、子どもにとって初めて生えてくる大人の歯(永久歯)で、第1臼歯とも呼ばれます。早い子は4歳半頃から生え始めます。噛む力が一番強く、また正しい歯並びを決める重要な役割を果たします。
ただし6歳臼歯は、乳歯の一番奥に生えてくるため、生え初めに気付きにくく、完全に生えるまで時間が掛かるため、むし歯になりやすいので、磨き残しが無いようにしっかり磨きましょう。
歯の健康に役立つもの
★唾液
物を食べる事で歯の表面が溶け出しますが、唾液の働きで歯の再石灰化が起こります。また唾液は殺菌効果もあり、口の中の清潔を保っています。夜眠っている時は唾液の分泌が減少しむし歯ができやすくなるので、夜寝る前と起床時の歯みがきが一番大切です。
★歯に良い食べ物
①柑橘類…ビタミンCが豊富なので、歯ぐきの健康を守っています。ただし食べ過ぎには要注意。柑橘類は歯のエナメル質を柔らかくしてしまうので、1日1個程度に。
②乳製品…カルシウムが豊富に含まれ、歯を丈夫にします。
③さくらんぼ…フッ素が多く含まれています。フッ素は歯の一番外側を固く強くしてくれます。
④魚類・きのこ類…ビタミンDが多く含まれています。ビタミンDはカルシウムを  吸収しやすくします。
⑤野菜サラダ…たくさん噛むので唾液が出やすくなり、また噛むときに歯の表面をきれいにしてくれます。
⑥リンゴ…リンゴも噛むときに歯の表面をきれいにしてくれます。
★キシリトール
キシリトールはいちごやカリフラワーなどにも含まれる天然の糖です。虫歯菌の増殖を抑制し、唾液の分泌を促すと言われており、歯に歯垢が付きにくくする作用もあるそうです。もちろん、キシリトールだけ使っても、むし歯にならないわけではありません。歯みがきと、正しい食生活(歯を溶かす成分‐発酵性食品‐が口の中に長くとどまらないようにする)、定期的に歯科受診をすることが大切です。
歯の健康に悪いもの
砂糖は歯に悪いと言いますが、これは砂糖がむし歯菌に吸収されて酸を作り、歯を溶かすからです。 ジュースはたとえ果汁100%でも糖分が多く含まれます。乳酸菌飲料、炭酸飲料、スポーツドリンクなども糖分が多いので、水分補給には麦茶や水がお勧めです。

カルシウムのお話

丈夫な歯や骨に欠かせないのがカルシウム。でもそれだけではありません。カルシウムは筋肉の収縮に関わったり、神経の安定(ストレスを静める)を含めた脳の機能や、心筋の機能を正常に保ったりと体の中で大活躍しています。
日本人の多くはカルシウムの摂取量が少ないので、積極的に摂ることが奨励されています。

カルシウムが多い食品としては、乳製品はもちろん、大豆製品、海藻類やゴマ、小松菜やチンゲン菜にも多く含まれています。
カルシウムの吸収に欠かせないものはビタミンDです。きのこ類や卵、魚介類に含まれるので、一緒に摂ると効果的です。また、ビタミンDは、日光浴をすることで人の体内で作ることもできます。
カルシウムの吸収には他にも酢・クエン酸・カゼイン・マグネシウムなどが必要です。クエン酸は梅干しや柑橘系の果物、カゼインは牛乳や乳糖、マグネシウムは大豆製品やアーモンド、ピーナツ、ごまなどに含まれています。

カルシウムの吸収には、適度な運動も必要です。骨に力がかかることによって、カルシウムが骨に吸着しますし、血流が増えることで、その作用が活発になります。また、睡眠も栄養素の吸収促進の意味でも大切です。

カルシウムが不足すると…
カルシウムは体内で様々な働きをしているのは上記しましたが、それ以外にも体内のイオンバランスを正常に保ったり、血液凝固作用に携わったり、抗アレルギー作用にもかかわっています。血液中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出してしまい、骨粗しょう症のように骨が折れやすくなったり、子どもは「くる病」といって骨が曲がったり、成長に影響が出ることも。 骨の病気だけでなく、筋肉(特に心筋) の動きや神経伝達物質の働きにも関係しているため、心疾患(高血圧など)や認知障害、免疫の異常などが現れることもあります。足がつりやすい(筋肉のけいれん)のも、カルシウムの不足からくることもあります。
カルシウムを多く含む食品
牛乳・ヨーグルト、チーズ、干しエビ、いわしの丸干し、ひじき、しらす干し、油あげ、ししゃも
ビタミンDを多く含む食品
しらす干し、きくらげ、いわし、さけ、さんま、いくら、干ししいたけ、うなぎ

冬に流行しやすい感染症

①インフルエンザ
急激に40℃前後の高熱が出て、悪寒・頭痛・咳・鼻水・筋肉痛などが現れます。合併症を起こしやすく重症化もしやすいので、早めの治療が必要です。
タミフルやリレンザといった治療薬はありますが、症状が出てから48時間以内に使い始めないと効果が期待できないということです。感染力がとても強いので、登園基準を守り、感染を広げないようにご協力をお願いします。
②感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス等)
突然の嘔吐や腹痛・下痢が主症状で、発熱が見られることもあります。大人も子どもも感染し、食物(カキ等の二枚貝等)から感染する時と、感染した人の便や嘔吐物から感染することがありますので、便や嘔吐物の処理はしっかり行う必要があります。(東京都福祉保健局ホームページ「防ごう!ノロウイルス感染」参照)
特効薬はなく、脱水予防や整腸剤内服等の対症療法で、2~3日で症状は落ち着きますが、便の中にはウイルスが2~4週間くらい排泄されているので、取り扱いには注意してください。
③溶連菌感染症
一年中発症しますが、比較的冬に多くなります。高熱・のどの腫れや痛み・頭痛などがみられ、ひどくなるとリンパ節が腫れたり、首や胸・背中等に発疹が出たり、舌が赤く腫れることもあります。治療には抗生剤が7~10日分処方されますが、症状が無くなっても最後まで飲み切って下さい。
溶連菌はきちんと治しておかないと、腎炎やリウマチ熱(解熱後2~3週後に突然高熱を出し、心臓の炎症を起こすこともある病気)等を起こすこともあるからです。

正しい靴の履き方

先月号で靴の選び方を掲載しましたので、今月は正しい靴のはき方をマスターしましょう。

  1. 左手でベルト1の先を持ち、上に引き上げる。
  2. 右手で靴の内バネを持って、はき口を大きく広げる。
  3. 足を入れてかかとを地面にトントンと打ちつけ、足を靴の後端に揃え、かかとを安定させる。
  4. 左手でベルト1凹側フワフワの根元をしっかり握る
  5. 右手人さし指・中指でベルト2凸側チクチクをベルト1の方向に引き寄せて強く抑え込む
  6. 4で握ったベルト1を、強くベルト2の方向に引き、5の指を離さないように押さえ込みながらベルト2の上にしっかり留める

11月の予定

1日(木) 歯科検診
5日・19日(月) 0歳児健診
12日・13日(木・金) 2~5歳児身体計測
27日(火) 0・1歳児身体計測

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