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病気とくすり
Illness and medicine

ほけんだより

暑かった夏も終わり、過ごしやすい気候になりました。
スポーツの秋、収穫の秋、食欲の秋……。いろいろなことに挑戦できるといいですね。
子どもの体力もぐんと伸びる時期。楽しい経験を通して、健康な体をはぐくんでいきましょう。

10月10日は目の愛護デー

2つの10を横に倒すと、まゆと目の形に見えることから、10月10日は目の愛護デーとされています。乳幼児期は、子どもの目がもっとも育つ時期。この機会に、子どもの「目」の健康をあらためて見直してみましょう。

生まれたばかりの赤ちゃんの眼球は、大人より少し小さいだけで、ほぼ完成しています。けれども視力はまだ、非常にわずかです。「ものを見る」ためには、眼の水晶体を通った光が網膜に写り、そこから脳へ信号を伝えて映像にして認識します。つまり視力は実際に物を見て網膜から脳の神経に刺激が加わることで成長します。

視力が育つ乳幼児期に、何らかの理由で網膜にはっきりと像が写らず、刺激が加わらなかった場合、視力は育ちません。ですからこの時期にきちんと見えているかどうかを確かめる必要があります。

こんな様子があったら要注意
・目を細めたり、しかめたりする
・横目で物を見ることが多い
・テレビなどに極端に近づいて見る
・必要以上にまぶしがる
以上のような姿が見られたら、早めに眼科受診をしましょう。

視力を育てるためには

①明るさ、暗さのメリハリある生活をする
日中は光を浴び、夜は暗くして眠ること
②広い空間で体と目を動かす
全身運動をすることで、眼球や眼周囲の筋肉・視神経・脳の発達を促します。
③いろいろな物を見る
止まっている、動いている・大きいもの、小さいもの・遠くのもの、近くのものなどを見る体験も、良い刺激になります。
また、色(赤ちゃんは特に原色:赤・黄・青を認識しやすいそうです)や形が様々な物を見ることも良い刺激になります。
④テレビやゲームは時間を決める
テレビやゲームは、同じ姿勢で狭い範囲を見続けることになるので、眼に負担がかかり、良い刺激とは言えません。

目の病気

斜視
左右の眼が別々の方向を向いている状態のことを言います。両目の視線を合わせようとする脳の機能が悪い場合、眼球を動かす筋肉に原因がある場合、遠視の影響で強い屈折調節が必要なために内斜視になる場合があります。視力の発育に影響することがあるので、早めに受診しましょう。
ただし赤ちゃんの中には、内側のまぶたが目にかぶさっているため、斜視に見えることがあります。この場合は治療の必要はありません。
結膜炎
結膜とは、白目の表面とまぶたの裏のこと。ウイルスや細菌の感染により、結膜が充血したり目やにが出たりすることで結膜炎になります。はやり目のような感染力の強いものもありますので、必ず受診してください。はやり目はきちんと治療しないと、黒目に白い濁りができて、視力に影響することもあります。また「登園停止」になるので、再登園時は医師の「登園許可書」をもらって来てください。
ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)
まつげの根元の皮脂腺に細菌感染を起こして腫れるのが麦粒腫、皮脂腺がつまって腫れるのが霰粒腫です。治療が全く違うので、必ず受診してください。
さかさまつげ
子どもはまぶたが厚いためまつげが内側を向いて眼球表面に触れることがあります。成長につれて自然に治ることが多いですが、3歳過ぎても治らなければ、手術することもあります。

薄着で元気に過ごしましょう

子どもは薄着が良い、という話は良く聞かれると思います。ただ、いつ頃から?どの程度着ればいいの?なぜ体に良いの?と疑問が湧いてきます。

子どもは活発に動くので、大人より体温が高めです。また動きを制限されるのを嫌がります。厚着は体の動きが制限されますし、体温も上がりやすくなってしまいます。薄着にすると気温の変化を感じやすくなり、皮膚感覚が敏感になります。更に自律神経の働きが活発化し、免疫力も高くなるそうです。免疫力が上がれば風邪などの感染症にもかかりにくくなりますね。

子どもは、大人より1枚少な目に着るのが良いようです。ただお父さんとお母さんでは、初めから着る枚数が違うということもありますから、一概には言えませんが。保育園の中では、基本的に室温を寒くない程度に調節しているので、真冬でも下着に長袖Tシャツやトレーナーにベストくらいでも良いと思います。その他にカーディガンなど、自分で着脱が可能な物を準備しておけば、その時々の気温に合わせて調節できるので安心です。もちろんその日の体調で、風邪気味の時には寒くないようにした方が良いこともありますので、無理をしない程度にしてください。また、1歳未満の乳児さんは、まだあまり体温調節ができず、動きも少ないので、薄着にし過ぎないように気をつけましょう。

感染症に注意

これから寒くなるに従って、インフルエンザや感染性胃腸炎(ノロ・ロタ)が出てきます。また、溶連菌感染症や、気管支炎・肺炎・クループ症候群なども起こりやすくなります。

日頃からの手洗い習慣が大切です。外から帰った時、調理・食事前、トイレ後などには、石鹸でしっかり(30秒以上)手洗いをしましょう。石鹸の泡をきちんと流し、清潔なタオルで拭いて手を乾燥させることも大切です。 咳が出る時には、「咳エチケット」を心がけましょう。

咳エチケット
・咳・くしゃみが出る時には、マスクをする。
・咳・くしゃみをする時には、ティッシュ等で口元をおおう。使用したティッシュはすぐに蓋付のごみ箱に捨てる。ティッシュ等がない場合、手の平で口を覆わず、肘の内側で覆う(手についたウイルス等を広げないため)。

インフルエンザ予防接種のシーズンです

いよいよ今年もこの時期になりました。大抵の医療機関では、10月からインフルエンザの予防接種を始めます。12歳以下の子どもは2回接種が原則です。そして、1回目と2回目の間は2~4週間開けて接種します。

例年インフルエンザの流行は12~2月なので、10~11月までには1回目を受けておきたいものです。また、免疫がしっかりできるのは、2回目を受けてから2週間程かかると言われているので、遅くとも12月の初めまでには2回受けましょう。

インフルエンザ予防接種は、効果がないという意見も聞かれますが、重症化と合併症の予防には、効果があると言われています。特に、免疫力の弱い乳幼児は、受けておいた方が良いと考えられています。

その他の予防接種
①MR(麻疹・風疹):今年ヨーロッパでは麻疹(はしか)が流行しました。いつもらうかわからない感染症でもあるので、必ず受けましょう。1歳になった時と、小学校入学前の1年間が、定期接種です。
②日本脳炎:今年、日本小児科学会から「日本脳炎の感染リスクの高い小児は、3歳未満でも予防接種をするのが望ましい」というお知らせを出したため、6か月以上の子どもにも受けるように勧めているお医者様がいるとのことです。今までは3歳になってからうち始め、6~28日の間隔をあけて2回目、6~12か月開けて3回目を受けます。
③B型肝炎:今年の10月から、B型肝炎予防接種が定期接種になりました。ただし、対象はH28年4月以降に生まれた子どもなので、入園している方々は対象外ですが。生後2か月から1回目を受け、27日以上開けて2回目、1回目から140日以上開けて3回目を受けることになっています。

10月の予定

2・16日(月) 0歳児健診
12・13日(木・金) 2~5歳児 身体計測
16日(月) 1・2歳児 身体計測

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