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おたより
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園だより

4月の子どもたち

子供は、自分が成長すること、大きくなることが本当にうれしいようです。4月に保育室に行くと、「ぼく、もう○○組。」「あたしもう○歳。」と話しかけてくれます。3月のうちから「先生、あと何日で○○組になるの?」と楽しみにしていた子もいます。

そして、きりん組やぞう組になった子どもたちは、以前よりまわりの様子をよく見るようになってきました。1階から上がってきたばかりのこあら組の子どもを「○○君今どこにいる?」と気にかけてくれたり、「いっしょに遊ぼう。」と話しかけてくれたりしています。しょんぼりしていたりぼんやりしていたりする小さな子がいると、「先生、○○ちゃんどうしたのかな。」と気遣ってくれたりもします。

リズム表現などをしても、3月とは集中力が違います。「自分たちはもう○○組なんだ。」という気持ちが、集まり方にも歌い方にも出ています。子どもの成長への期待と喜びにこたえられるような保育をしていきたいと、改めて思いました。

一方乳児室では、初めのうち、お家の人と別れ、見知らぬ場所で泣いていることが多かった子どもたちが、だんだん落ち着いて過ごせるようになってきています。

簡易ベッドで泣いている子どもの目を見て話しかけると、ふっと泣き止んでこちらを見てくれたりします。歩けない子供でも保育士の表情を見、声を聴き、触れ合いをたくさん経験して、だんだん、ここは安心していられる場所なんだと感じてくるのではないでしょうか。

そして、安心した子どもたちはだんだん自分のまわりを探索し始めます。おもちゃを手に取り、振ってみたりなめてみたり。出入り口に近づいてドアノブを握ってみたり、配膳台に近付いて手でたたいてみたり。どれも子どもの大事な経験だと思います。きっと、大人がドアノブを握ったり配膳台を動かしたりするのを見ているのですね。1歳児と大人の交流も見ているのでしょう。保育士におもちゃを手渡してくれたりする子も出てきました。

子どもの安全と健やかな成長のために

4月は、新しい子どもたちを迎え、安全面や子どもの成長のために特に配慮が必要な時です。子どもの意欲と、今の身体的発達の状態を考えて、環境を整え、職員の安全に対する意識を高めるようにしていきたいと思います。特に、園庭の遊具を増やしたり、滑り台など高い所にいる子どもへの職員の危機感を高めて、安全に楽しく遊べるようにすること、幼児と乳児が交流する場を考えて、年上の子どもへのあこがれや年下の子どもへのいたわりを育てていくことは、今の一番の課題です。まだ不十分なところはありますが、引き続き努力していきたいと思います。よろしくお願いします。

あたりまえのことをほめる、子どもの意欲をほめる

最近、子どもをほめる拍手の音が部屋に響くことが多くなっています。拍手が響くと、まわりの子どもたちも大人たちもふっと顔をあげます。「どんないいことがあったのかな。」という気持ちでまわりを見たり「何があったの?」と聞いたりします。拍手の音は、部屋にいる人のコミュニケーションを活発にする効果があるようです。乳児室で、一生懸命ずぼんをはいている子に先生が拍手していると、まだ歩けない0歳児も一緒に手をたたいていました。

「先生たちは、どんなことで子供をほめているんですか。」と聞いてみました。「食事の片付けのとき、食器をガチャンとおかないでそっと置いたこと。」「自分で服を着替えようとしたこと。」「荷物を自分のかばんに入れようとしたこと。」などという答えが返ってきました。

みんなあたりまえのことばかりですね。でもそれが大事なんだと思います。そして、「服を着替えられたこと」「荷物をかばんに入れられたこと」ではなく「着替えようとしたこと」「かばんに入れようとしたこと」をほめたということがいいなと思います。

生活で一番大事なことは「できるかどうか」ではなく「やる意欲があるかどうか」です。そして、たとえば「着替えようとした」ことをほめられることで、子どもは意欲が高まり、少しぐらい難しいことがあってもそれを乗り越えようとするのではないでしょうか。

技術的に難しいところは手伝ってもいいのです。でもそんな時でも、最後のしあげは子どもにやってもらって、「できたね。」とほめることが、子どもの意欲をさらに高めることにつながるようです。

「意欲があるかどうか」が大事なのは、生活の場面だけではありません。質の高い表現活動を行っているある保育園で、5歳児がステップの練習をしていたときのことです。

先生が、ある子どもの体の使い方がきれいだということを子どもたちに見せ、「もう一度みんなやってみよう。」と話しました。みんながもう一度始めたとき、先生は今度は別の子を紹介し、「みんな見て。○○君はさっき見たことをやろうとしているよ。」と言ったのです。「できた」ことではなく「やろうとしている」ことを認めてみんなに紹介したというところがすごいと思います。小学生になってからの学習でも、もっといえば大人になってからの仕事でも、こういう見方は必要だと思います。結果がどうでもいいわけではありませんが、結果だけにとらわれず、その子(その人)の意欲をちゃんと評価できるようにしたいですね。

行事予定

お知らせ

  • 土曜保育の申し込みが、アプリからもできるようになりました。ご利用ください。
  • 3月も、4月からともだちの森でいっしょに仕事をする職員が、研修生としてフロアに入ることがあります。よろしくお願いします。

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