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おたより
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園だより

スマホに子守をさせないで! PartⅡ

昨年度の園だより(平成30年7月1日発行)で「スマホに子守をさせないで!」という記事を書きましたが、西日本新聞(下掲載)に、スマホ子守が保護者にひろがりつつあるという記事を見つけましたので、PARTⅡ として改めて考えてみたいと思います。

「子どもとメディア」という福岡市のNPO法人が、子どものスマホ使用状況を調査したところ、「スマホ子守」は『3歳児で3割に上る』という結果が出ました。ある程度予測ができていたので、この数字に特に驚きはしませんでしたが、スマホを使わせる目的として「静かにさせるため」が31%にも上ることには驚きました。

家庭で子どもが騒ぎうるさく、自分が見ているテレビの音が聞こえないなどというのであれば、親の都合ではないかという怒りも湧いてきますし、公共の場で大声を上げバタバタ走り回る子を見れば、親のしつけはどうなってるのかと思わざるを得ないのですが、記事の最後に書かれてあるように「子どもが騒ぐと肩身の狭い思いをする」というのであれば、少し気の毒な感じがします。

確かに、マンションやアパートでは、子どもの声でトラブルになったとか公園で遊ぶ声がうるさいとの苦情から使用禁止になったという話をよく聞きます。保育園建設にあたっても、「子どもの声は騒音である」とのことから反対され、建設を断念したり高い防音壁を作らざるを得なくなったりしています。子どもが友達と群れて楽しそうに声を上げて遊ぶのは自然です。もう少し社会が子どもの声に寛容になれないものかと思います。

しかし、そのこととスマホを与えることは別問題です。「一人で静かに遊ぶから」「泣き止ませるために」「あやすために」と言った理由でスマホに頼るのであれば考え物です。記事にあるように、日本小児科学会は「親との会話や体験を共有する時間が奪われ、発育をゆがめる恐れがある」と警鐘を鳴らしていることを肝に銘ずるべきでしょう。

右の図1・図2は、淑徳大学の鈴木みゆき助教授が、子ども達を起床時間と睡眠時間の長さで分類して5歳児に三角形を模写してもらったものです。図1は、生活習慣に乱れがあり睡眠・覚醒のリズムが確立していない子のグループが書いたものです。三角形になっていません。図2は睡眠・覚醒リズムが正常な子どもたちが書いたのもので、斜線の部分もしっかり書け見事に三角形になっています。鈴木先生は「これは、ただ単に図形が書ける、書けないの問題ではなく、精神的な安定の問題なのです」といっています。スマホで子守することとは関係ないように思われますが、スマホに使い慣れ長い時間するようになれば睡眠等生活リズムにも影響を及ぼすことを忘れてはなりません。

子育て四訓

9月に行った1・2歳森ンピックの園長挨拶の際に「子育て四訓」のお話をしたところ、ぜひ園だよりで紹介してほしいとの声が寄せられました。よくお話を聞いてくださったのだなと嬉しくなりましたので、改めて紹介します。

この子育て四訓は、山口県下に住む教育者のA氏が、いろいろな生徒の家庭環境や親子関係を見る中で、子供達の問題行動は人間愛、親子愛の欠落に起因している部分が多いと痛感させられ、「親子関係を見直す必要がある」と感じ、獣医師の中川志郎氏の著書にあった「サルの子育て」の生態をヒントに、人間の子育てについて端的にまとめたものです。

「乳児はしっかり肌を離すな」
出生によって赤ちゃんは外界にさらされ不安になる。その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切だ。赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ、それが、愛情や信頼、情緒的安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になる。
「幼児は肌を離せ 手を離すな」
常に親がそばにいることで、「心配しなくても良いよ」という安心感を与えることが大切。自立させるための第一段階。自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩踏み出す時期といえる。
「少年は手を離せ 目を離すな」
少年期は社会性が育つ時なので手を離して活動範囲を広げてやることが大切。ただし、いろんな危険があるので目を離してはいけない。親に反抗したり問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれない。しかし、それは成長の過程である。親として逃げずに子供に向き合って共に成長することを心掛けるべきだ。
「青年は目を離せ 心を離すな」
青年期は完全に自立していくために、自分なりの生き甲斐、進路を歩んでいく時。気持ちの上では、心を離してはいけないということである。いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはならないのである。

祖父母参観日

9月13日(金)10時から、初めての取組である「祖父母参観日」を行いました。大在園舎は26家庭36人、角子原園舎は7家庭9人の参加がありました。

「おじいちゃん、おばあちゃん」と言うには失礼ではないかと思われるほど若い方ばかりで、大在園舎、角子原園舎とも「お集まり」で自己紹介を行い、その後はそれぞれ孫たちと制作をしたり保育室の玩具で一緒に遊んだりと、ゆったりとした時間を過ごしていただきました。お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。

今後の予定

【体育の日】
「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう」ための国民の祝日。1964年10月10日の東京オリンピック開会式を記念して、1966年に制定されました。2000年からはハッピーマンデー制度の適用で10月の第2月曜日になっています。


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