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おたより
Letter

園だより

皆様連休はいかがお過ごしでしたか?休みの間に新元号となり、しばらくはマスコミもこの話題で持ちきりです。
天皇陛下ご即位に関連して、皇太子であらせられた時代の様々な映像記録がテレビでここ数日流されています。その中で、天皇陛下がご自身の御誕生日に「子ども・子育て」について語られた映像も流れていました。
前園長が平成26年の園だよりにてご紹介していましたが、この機会に今一度ご紹介させて頂きます。

子ども
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは 物を言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、
激励をうけた子どもは 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる
友情を知る子どもは 親切をおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることをおぼえる
~ ドロシー・ロー・ノルト(アメリカ)~

皇室では長きに渡って乳幼児期には乳母がいるなど、教育全般はその役割を持った侍従たちが主として行ってきたと言います。昭和になって現在の上皇后様が皇室にお入りになり、ご自身での子育てを強くご希望されたと言われています。そのお母さまからお生まれになった天皇陛下もご息女の愛子様の子育てについて、様々思案されている時に、この詩と出会ったそうです。陛下曰く、「この詩は、人と人との結びつきの大切さ、人を愛することの大切さ、人への思いやりなど今の社会でともすれば忘れがちな、しかし、子どもの成長過程でとても大事な要素を見事に表現している」と仰せられたそうです。

この会見を目にした時、恐れ多い事ですが皇太子殿下(当時)も人の親であられるのだと、同じ親としての何とも言えない親近感を感じた事を記憶しています。

私は歴史小説などを読むことが趣味ですが、近代日本において初めて戦争を経験しなかった“平成”が終わりました。上記の詩のように子どもと接する・関わる事は、まず親や周囲の大人が穏やかな気持ちでなけれ叶いにくいでしょう。国を挙げての戦争などもっての外、平和であってこそだと思います。新元号“令和”の時代が子ども達のために平和でありますよう切に願います。

子どもにまつわることわざ・格言コーナー

かわいい子には旅をさせよ

意味:昔は交通・旅宿ともに不便で、旅は苦しいものであったことから、子どもがかわいかったら手もとにおいて甘やかしておかないで苦労の多い旅をさせ、世の中の苦しみやつらさを経験させたほうがよい。それがその子を立派な人間に育てることになるという教え。同意に「かわいい子には灸を据え憎い子には砂糖をやれ」対意に「甘い子に甘草」

よく耳にすることわざですが、園での生活も大好きなお父さんお母さんのいるご家庭から離れて1日を過ごす、ある種の「旅」かもしれません。もちろん園はつらい事ばかり経験させる場所ではありませんし、ご家庭で一日中過ごしている子どもがすべて甘やかされているわけでもありませんが、時として園での生活の中で子どもはつらいと感じることもあるかもしれません。

しかし、泣いてばかりだった新入園の子どもたちも1ヶ月がすぎ徐々に落ち着いてきて、好きな遊びに没頭したり、好きなお友達、お兄さんお姉さん、先生と積極的にかかわりを持とうとしたりする姿が見られてきました。子どもたちには自らの現状を分析し、行動を選択し、つらい事を乗り越える力があります。

私たち職員は、園での生活で時として起きる「つらい事」「悲しい事」「くやしい事」などを自らの力で乗り越えられるように、子ども達に寄り添い、乗り越えた時や気持ちをうまく切り替えることが出来たときにたくさん誉めてあげる事で子どもの自らの成長を手助けできるよう心掛けています。

今月の行事

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